2024年秋某日。
一泊二日の伊豆旅行へ行きました。
初日には天気に恵まれなかったのですが、通常なら壮観な眺めになるはずの大室山が霧に包まれ、逆になかなか見ることができない大室山を見る良い思い出になりました。
宿泊した宿も大満足。
とても居心地の良い宿で、日常を忘れてしまうような癒しの時間を過ごすことができました。
そんな伊豆旅行についてお伝えしていこうと思います。

あなどるなかれ、おおむろ軽食堂でしっかりランチ
旅行初日から天気が悪く、小雨が降っていましたが、大室山のリフトは動いていそうだったので、向かいました!
まずはお腹が空いたので、お待ちかねのランチをいただきます。
おおむろ軽食堂は大室山のリフト乗り場の手前にあるご飯屋さんです。

ランチメニューは全て「前菜プレート」「メイン」「お抹茶とお茶請け」のセットとなっており、「メイン」をお好きなメニューから選べます。また、全てのランチメニューにお抹茶&お菓子のティーセットが付いているとのこと。
食後にはちょっとしたものでも甘いものがあると嬉しい私はここでランチをすることを楽しみにしていました。

地産のものをできるだけ使用しているそう。どれにしようか迷いましたが、伊豆地のり麦とろ丼を注文。
しばらくすると、前菜メニューが運ばれてきました。

前菜メニュー ①ひじきのレモンサラダ②大根煮〜しそみそ添え〜③豆富ナゲット④大豆と漬物のポテトサラダ⑤キャベツのナムル⑥二色キャベツのさっぱり和え⑦冬瓜とコリンキーのマリネ
たくさんの前菜が少量ずつですが、一つのお皿に乗っています。
家庭料理ではあまり食べないような味で嬉しいメニューです。中央右上のコリンキーなんて初めて知りました。黄色が鮮やかなコリンキーは生食用のカボチャなんですって。

伊豆地のり麦とろ丼
とろろと、のりがたっぷり。
とろろは味付けがあまりないタイプなのか、さっぱりといただけました。一緒についている薬味とわさびもアクセントでぴりりと味変できます。

夫さんが注文した地魚フライ丼
最後にはお抹茶とわらび餅、ミニプリンが登場。

最後のデザートに一口スイーツと、お抹茶が出るのが粋です。周りを見渡すと、外国人の観光客も多く、日本ならではのお抹茶は嬉しいですね。
おおやま軽食堂はいい意味で裏切られたお店でした。軽食堂という名前になっていますが、しっかりした定食がいただけます。何より多くの食材を一つの定食で食べられるのが嬉しかったです。
ちなみに、、店内から見えた風景、、

まだリフトは動いているようです。
どこまで景色が見えるかしら。
絶景ではなくともいつもと違う景色が良い思い出 霧と雨の大室山
いよいよ大室山に登ります。
リフトは動いています。
霧と強くなってきた雨で前でリフトに乗っている方までの距離しか見えません。ですが、リフトに乗りながらも周囲が霧に包まれているのは幻想的です。
そしていよいよ頂上へ。

何も見えない、、

浅間(せんげん)神社
ここまで何も見えないと逆に珍しく感じ、たくさんの記念写真を撮りました。この天気だからこそ観光客も少なく、贅沢に大室山の山頂の空間を満喫できました。

ゆるキャンのモデル地にもなっています。
本来なら、このような壮観な景色が見られるんですね。
肌寒くなってきたので、早々に大室山から麓へ帰りました。

ちなみに初日の大室山は悪天候でしたが、リフトは乗ることができました。旅行2日目は天気が回復したので、もう一度大室山に向かったのですが、強風のためリフトが運行休止となってました。

雨と霧の中ではありますがリフトには乗れて、晴天の中、麓から景色も取れて大満足です。
全て露天風呂付き客室 部屋にいながらお酒も料理も全て揃う善積は最高のおこもり宿
今回泊まった宿、善積は全棟離れ、露天風呂付き客室とのこと。宿で長時間過ごそうとチェックインの時間に到着。

入り口から雰囲気のある佇まい。
建物に入っても他のお客様に会うこともなく、従業員の方もたくさんは表に出ていないのか、とても静かで落ち着ける空間なのだとすぐにわかりました。
通されたお部屋は桃山。
お部屋は天井が高く、とても広い。喫煙可とのことで少し臭いを心配していましたが、それほど気になりませんでした。掃除がいき届いていて、空気清浄機も設置がされてます。
建物は古さはありますが、洗面所やトイレはリフォームをしているのか洗練されてます。

お部屋に置いてあったお茶菓子。
茶っふるは見た目通りの美味しいワッフル。善積の四季というお菓子は旅館オリジナルの葛餅でとても好きなお味でした。
冷蔵庫の中にはビールや日本酒、お水、コーラ、ニューサマーオレンジなどのジュースが豊富に入っています。無料で自由に飲むことができます。
特にこの時のビールの銘柄が、エビスビールとプレミアムモルツビールと好きなビールの種類だったので嬉しかったです。
露天風呂についてはびっくりの内風呂と露天風呂の2種類が各お部屋についています。

内風呂

露天風呂 ※どちらも晴天となった日に撮った写真
夜には星が見れて、昼間は遠くに海と青空が綺麗に見渡せました。このお風呂が入りたい時に自由に入ることができます。なんという贅沢。
そして待望の夕食の時間です。

これほどのメニューを一つ一つ全て、お部屋まで運んでくださいます。温かいものは温かいうちに湯気が出ている状態で食べることができて感激でした。

一番最初に出てきたお食事。これだけ見ても丁寧に作られ、盛り付けられているのがわかります。

海の幸もぷりぷりして新鮮です。鮑の躍り焼きも別に注文したのですが、大きくて分厚く食べ応えがありました。

旅館の方も評判が良いと言っていた、和牛舌シチューはお肉がほろほろすぎて、すぐになくなってしまいました。
この後に、白米と汁物が出てきました。
この時、すでにお腹ははち切れそうなほどいっぱいでしたが、白米は魚沼産こしひかりでびっくりするくらい美味しかったのです。もう食べられないと思っていましたが、茶碗一杯をいただいてしまいました。

最後の甘いもの あんみつ
こちらのあんみつ、今までの人生で食べてきたあんみつの中で一番美味しかったです。甘すぎないあんことカボチャのアイス、黒蜜、フルーツが絶妙に合わさって、衝撃でした。是非とも浅草や金沢などに甘味処として出店して欲しいと思ってしまいました。
夕食、本当に美味しかったです。
ごちそうさまでした。
そして迎えた朝。
朝食もボリュームたっぷり。

ご飯のお供の種類が多くて、嬉しい悲鳴をあげてしまいます。


焼き魚は鯵や鯖など4種類から選べます。
この他にも、お粥があったりといつもの朝食の5倍以上は食べました。
こうして、善積での素晴らしい時間は終わりました。旅館の方も皆さん親しみのある接客をしていただき気持ちよく過ごせました。また是非ともこちらの宿に泊まりたいです。
立ちすくむほどの迫力の絶景 城ヶ崎海岸
旅行の最後は城ヶ崎海岸へ行きました。
吊り橋は行ったことがないので、とても期待して向かいましたが、行ってみてびっくり。思っていた以上に崖が高く、波飛沫も勢いよくぶつかっていて迫力満点の景色を見ることができました。


天気にも恵まれ、眺めていて気持ちが良い。

門脇つり橋から見下ろす、がけと海。
高いところは苦手ではないのですが、想像以上につり橋が揺れて足が震えてしまいました。
絶景を見て、早々と来た道を帰ったのでした。
感想
今回の伊豆旅行もとてもリフレッシュができました。
旅行をする際にあまり予定を詰め込まないようにスケジュールを作る方です。
でも思い出に残るような、目的の場所は1日に必ず1つは入れるようにしています。今回は1日目大室山、2日目城ヶ崎海岸とどちらもインパクトのある観光場所でした。
そして何よりお宿がとても良かったです。なかなかの高級宿でしたが、キャンペーン中だったのか、楽天トラベルで15000円引きの適用がありお得に泊まることができました。
基本的には公式HPでの予約が一番安いと思っているのですが、今回は旅行サイトを経由した方がお安かったです。比較大事ですね。
大満足の旅行でした。
いただいたご飯も全て美味しくて幸せでした。
ではまた会う日まで。


伊東マリンタウンのお土産 伊東マリンサブレ